1917年：その始まり
シカゴのビジネス界のリーダーであったメルビン・ジョーンズは、自らの才能を地域改善のために活用できないだろうかという、シンプルでありながらも世界を変えるような質問を投げかけました。それから100年、ライオンズクラブ国際協会は45,000を越えるクラブで活躍する130万人以上の会員を擁する世界最大の奉仕クラブ組織に発展し、地域社会の改善に力を合わせようという設立当初と同じシンプルな考えのもとに無数の奉仕を行ってきました。

1920年：世界にはばたく
設立からわずか3年後にカナダで最初のクラブが結成され、ライオンズは国際的な組織となりました。1927年、メキシコがその後に続きました。1950年代と1960年代にはヨーロッパ、アジア、アフリカでクラブが結成され、ライオンズは国際的な発展を遂げました。

1925年：失明根絶
米国オハイオ州シーダーポイントにおけるライオンズクラブ国際大会で講演をしたヘレン・ケラーがライオンズに対し、「暗闇と戦う盲目の騎士」となるよう呼びかけました。それ以来、私たちは失明者など視覚障害者への援助に力を注いでいます。

1945年：諸国を結ぶ
国際的な組織としての理念は、ライオンズと国際連合との不朽の結びつきが具体的に表しています。ライオンズは国際連合が協力を求めてきた最初の非政府組織の一つとして国際連合憲章の起草に尽力しました。それ以来、国連の仕事をサポートしています。

1957年：レオの登場
1950年後半、私たちは世界中の青少年にボランティア活動を通じて個人的な成長を促す機会を提供すべくレオ・プロブラムを設けました。現在、世界中に20万人のレオ会員が活動しています。

1968年：ライオンズクラブの国際財団創設
ライオンズクラブ国際財団（LCIF)が「人道奉仕事業を行い、地域と世界に希望をもたらすライオンズとそのパートナーの取り組みを、交付金を通じて支援すること」という使命のもと、設立されました。LCIFが今日まで提供してきた交付金は12億ドルを超えています。

1973年：会員数100万人を達成
米国バージニア州のバーニー・ジルを迎えることで、ライオンズは会員数100万人という歴史的な節目を達成しました。現在、世界中で140万人以上の会員が活動しています。

1985年：災害援助の拡大
LCIFはメキシコで発生した地震の救助のため、初の大災害援助交付金として5万ドルを提供しました。災害援助活動を支援する交付金の提供によって、私たちは現在も危機的状況への対応を強化しつづけています。

1990年：視力ファーストに着手
ライオンズは世界規模で視力を回復し、失明を防ぐためのキャンペーンを開始しました。過去30年間で4億8,800万人以上の人々が恩恵を受けました。

2017年：ライオンズ、100周年を迎える
協会誕生の地である米国イリノイ州シカゴで開催されたライオンズクラブ国際協会100周年記念大会において、地域社会と世界に奉仕してきた100年の節目を祝賀しました。

2022年：キャンペーン100の目標額を突破
「キャンペーン100：LCIF 奉仕に力を」による獲得資金が目標額を上回りました。LCIF史上最大の資金獲得キャンペーンの期間中に、総額3億2,500萬ドルが集まりました。

2023：思いやりのパートナー
LCIFとライオンズクエストは「The Choose Kindnedd Alliance」の創設メンバーになりました。同組織は「いじめ防止」「意識的なインクルージョン」「青少年の心の健康」を推進する米国の名だたる非営利団体のアライアンスです。